秋刀魚のゲームプレイ記

日々プレイしたゲームに対して色々語るブログ(ネタバレは基本含んでおりません)

ヒューマン・リソース・マシーン

社蓄プログラミングパズル、ヒューマン・リソース・マシンの感想記事です。

ジャンル:パズルゲーム 対応機種:PC(Steam)、Wii UiOSAndroidSwitch

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感想

本作にはいくつものステージが存在し、各ステージごとに提示されるお題をクリアすることで進行していくステージクリア型のパズルゲームとなっています。

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ステージ選択画面

プレイヤーはあらかじめ与えられたいくつかのコマンド(命令)を組み合わせてプログラムを作成し、それを自分の分身であるキャラクターに与えることでお題を達成していきます。

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最初の問題、左のコンベアに処理を行い、結果を右のコンベアに出力する

最初の問題こそ見ての通り極めて単純なものですが、ステージが進むにつれてコマンドの種類の増加(go to文、加減算、配列操作、条件分岐、さらにはポインタまで!)や、お題の複雑化(素因数分解や辞書順並べ替えなど)もあわさり、非常に歯ごたえのあるパズルゲームとなっています。

終盤にパネルを持ってあっちゃこっちゃ走り回るキャラクターの姿は正しく社蓄、ほのかに哀愁を覚えてしまいます。

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終盤のプログラムの一例、スパゲッティ化待ったなし

こう聞くと難しく感じるかもしれませんが、デバッグ(プログラムのチェック)が結構充実しており、出力が違う場合、上司(右上にいる人)がどのように間違ってるかを教えてくれるため、正解とのすり合わせがしやすいようになっています。(偶然同じ答えになってるかどうかもチェックしてくれます)

1ステップごとにプログラムを実行することもできるのようになってるのも、どこが違うのかを判断しやすくて素晴らしい。

そしてこのゲーム、やりこみ要素として「ワンランク上のエンジニアになるために」という規定行数以下のプラグラムかを見るサイズ目標と、規定実行速度以下のプログラムかを見るステップ目標の2種類の基準が存在します。

「ワンランク上」と明言されているだけあってこれを満たすのはひじょ~~~~に難しいです。どちらも下手に満たそうとするとプログラムの可読性が死にますし、終盤はそもそもどうやればいいのか全く分からなくなって脳みそが死にます。

クリア条件には一切関係が無いため、分からなければ考えるのはほどほどにしてさっさと先に進むのをお勧めします。

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そして先程話に挙げた上司、この方々がステージ開始時に話しかけてきてくれるのですがこれがまたユーモアに富んでいて面白いんですよね、ついつい色々聞きたくなります。

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BGMもパズルゲームなのでそこまで激しい曲はありませんがテンポが良く、こちらの思考を深めてくれるものが揃っています。サウンドルームがあるため、聞きなおしやすいのもうれしいところ。

ちなみにこのゲーム、ストーリーが存在します。ステージ選択画面のコーヒーブレイクと表示されているものがそれにあたり、この奇妙な世界観の一端に触れる内容となっています。終盤は結構驚きの内容となっているため、先が気になること間違いなしです。

1000円前後と非常に安価で購入できるため、こういったパズルゲームに興味がある方にはとてもおススメできる作品です。是非プレイしてみてください。